石

サンストーン

さんすとーん 別名:Sunstone・日長石

意味

サンストーンは、板状の包有物が光を反射してきらめくものを中心に、太陽を思わせる外観を示す長石へ使う名称です。正長石と斜長石のどちらにも該当する変種があり、名称は一つの化学組成を表しません。活力や喜びという意味は、暖色と反射光から導く象徴解釈です。

解説

長石は複数の鉱物から成るグループで、サンストーンには正長石の変種と斜長石の変種があります。そのため、名前だけで鉱物種や産地を一つに決めることはできません。外観を表す名称であることを先に押さえると、色、包有物、組成を別々に比べられます。

アベンチュレッセンスとは、石を傾けた時に内部の薄い包有物が光を返す現象です。反射する粒が細かい材料は赤や金色の光沢を帯び、大きい材料では個々のきらめきが目立ちます。銅、赤鉄鉱など包有物の種類、厚さ、量、向きが、光の出方を左右する条件です。すべてのサンストーンに目立つ反射があるわけではありません。

米国オレゴン州のサンストーンは、州南中部の溶岩から風化して現れる長石で、銅を含むことが特徴です。銅の薄片が劈開面に沿って並ぶ材料ではアベンチュレッセンスが生じ、銅の状態と量によって無色、黄、桃、橙、赤、緑などの色が見られます。他地域の材料では、赤鉄鉱が反射の原因になる例が多くあります。

品質を比べる時は、地色、透明度、色の分布、きらめきの強さと範囲、正面から見える暗部を分けます。研磨では、包有物の面と劈開の向きを見ながら、色と反射がよく見える方向を選びます。透明で包有物が少ない材料はファセット、反射模様が広がる材料はカボションや彫刻というように、原石の特徴に合わせた設計が必要です。

オレゴン産は一般に未処理で流通しますが、別産地の淡色長石には色を変える処理が報告されています。金色の粒が均一に光るゴールドストーンは人工ガラスであり、天然材とは成り立ちが違う類似品です。長石のモース硬度はおよそ6.5から7.2でも二方向に劈開があり、強い衝撃には注意が要ります。手入れは温かな石けん水が基本で、熱、蒸気、超音波洗浄を避けます。

タロットでは、地色、光を返す粒、きらめきが現れる角度を図像上または観察上の事実として記録できます。それらを活力、喜び、自己表現へ結び付ける部分は占術上の解釈です。今日の予定から、人に見せる成果と、自分の回復に使う時間を一つずつ選ぶと、明るさという印象を無理のない行動へ移せます。