占星術

Tスクエアの頂点

てぃーすくえあのちょうてん

意味

Tスクエアの頂点は、オポジションを作る二つの天体と、それぞれスクエアを作る第三の天体です。T字形の二本の90度角が集まるため、この第三の天体を頂点または焦点天体と呼びます。

解説

たとえば火星が牡羊座10度、金星が天秤座10度、土星が蟹座10度にあるとします。火星と金星は180度のオポジション、土星は両方と90度のスクエアを作るため、土星が頂点です。実際の図では角度にずれがあるので、三つのアスペクトが採用オーブ内に収まるかを一つずつ判定します。

一つのオポジションと二つのスクエアは、黄経から確かめられる図形上の事実です。占星術では、まずオポジションの二天体が示す機能を分け、頂点天体が両者へ持ち込む作用をサインとハウスから具体化します。頂点へ緊張や行動の焦点が集まるという説明は、ここで角度へ加わる占術上の解釈です。

この例では頂点の正反対、山羊座10度が空いています。そこは第四の天体が入ればグランドクロスになる位置です。空の度数を「欠けた脚」や解放点として補助的に位置づける実践者もいます。この呼び方と用法は流派ごとの選択で、そこに表示されるのは空いている黄道上の位置を示す計算上の点です。頂点からトラインやセクスタイルを作る別の天体を、より具体的な出口として検討する方法もあります。

記録には三天体の黄経、三つの角度差、採用オーブ、サイン、ハウスを残します。アプライングとセパレーティングまで見る場合は、各天体の速度と運動方向も必要です。相談での選択肢は、実際に繰り返している場面と本人が変えられる条件を照らし合わせて定め、配置はその検討材料の一つに置きます。