占星術
天頂距離
てんちょうきょり意味
天頂距離は、観測者の真上に当たる天頂から天体までを、天球上で測った角度です。天体の高度と天頂距離を足すと90度になり、観測地点と時刻によって値が変わります。
解説
天体が真上にあれば天頂距離は0度、地平線上なら90度です。地平線より下にある天体は90度を超えます。同じ天体でも、地球の自転によって空を移動して見えるため、時間の経過とともに値は変化します。
天頂距離が大きく、天体が地平線へ近づくほど、大気による光の屈折を考える必要があります。大気差によって、観測される高度は幾何学上の高度より高くなり、その差は天体の高度や気温、気圧などの条件で変わります。
出生地と時刻に基づく地平線や天頂付近の天体位置を調べる場合は、天頂距離と高度が同じ観測条件を共有します。天頂距離は一地点から見た天体の高さに関する値で、二天体の黄経差を比べるアスペクト角とは用途が異なります。