占い
占的
せんてき 別名:divinatory objective・占う目的・占うテーマ意味
占的(せんてき)とは、占いで何を対象にし、何を知ろうとするかを定めたテーマです。人や事柄、期間、判断したい点を一文にすると、カードや卦をどの範囲へ当てはめるかが明確になります。この辞典では、質問文として記録できるところまで絞った占いの目的を指します。
解説
「私の将来はどうなりますか?」という質問には、仕事、家族、健康など多くの話題が入り、対象期間も未定です。「私が三か月以内に転職先を選ぶため、二社の勤務条件を比べる時の注意点は何か」と置けば、主語、期間、対象、求める判断を追えます。カードの説明も、この範囲へ結び付けます。
相談目的は、相談を終えた時に何を持ち帰りたいかという目標です。質問設定は、相談内容から主語、期間、対象、判断点を言葉にする準備になります。占的は、その準備を経て定まった「今回、何について答えるか」という範囲です。例えば相談目的が「転職の迷いを整理する」なら、占的は「今月、二社を比べる時に優先する条件」のように具体化できます。
ウェイトの『タロット図解』第三部には、特定の質問へ答える展開法と、質問の中心に置く人物または事柄を表すカードを選ぶ手順が示されています。訴訟が必要になるかを問う場合と、訴訟で成功するかを問う場合では、中心に置く対象が異なる仕組みです。この違いは、質問の焦点が変われば、同じ出来事でも読む範囲が変わる例になります。資料の範囲は、二十世紀初頭の一体系です。
実占では、応募期限、提示された給与、面接日などは外部資料で確かめる事実です。カードに描かれた人物や物、引いた位置も観察できます。「二社の条件を公平に比べる時期」という説明は占術上の解釈です。占的に恋愛や健康が入っていない場合、同じ札からその話題へ結論を広げると、どの質問へ答えたのかが分からなくなります。
相談中に別の問題が見つかったら、元の占的と新しい占的を分けて記録します。前の配置を新しい質問へ流用すると、カードと質問の対応関係が曖昧になるためです。新しい質問へ移る前に事実関係を調べ、ふさわしい占式を決める手順が必要でしょう。占的が整えるのは、占いの答える範囲です。医療、法律、金融、雇用に関する事実は、専門資料や担当者を通じて別に確かめます。