占い
秘密保持義務
ひみつほじぎむ 別名:duty of confidentiality・confidentiality obligation・秘密保持の義務意味
秘密保持義務は、相談者から預かった識別可能な情報を、本人の同意または法的・倫理的に認められる根拠がある範囲を除き、外部へ開示したり無断でアクセスさせたりしない責任です。対象には会話に加え、氏名、連絡先、予約・決済記録、録音、チャット、相談で語られた第三者の情報も入ります。具体的な義務と例外は、地域の法令、契約、職業上の立場によって変わります。
解説
秘密保持は、預かった情報の開示とアクセスを制限する考えです。プライバシー尊重は、本人が私生活や個人情報へ誰が近づけるかを調整する権利に焦点を置きます。個人情報保護の制度は、利用目的、収集、保管、安全管理、削除までを含む情報処理のルールです。三つは重なりますが、守る対象と判断する場面が異なります。
相談を始める前に、情報の利用目的、記録する項目、保存期間、アクセスできる人、利用する予約・通話・決済サービスを示します。共同運営者や外部サービスが情報へ触れる場合は、その範囲も「秘密を共有する人の輪」として説明する必要があります。説明では、秘密保持の原則と、予見できる限界を一緒に伝えることが大切です。
本人の同意に基づく開示でも、共有先、目的、情報の範囲、同意を取り消す方法を具体的に定めます。同意がない開示を検討する場面では、法的義務、権限、重大な危害への対応など、適用される根拠を個別に確かめます。条件は国やサービスの立場によって異なるため、開示の必要性と範囲を記録し、必要な情報に絞る判断が重要です。
情報管理では、目的に必要な項目だけを集め、閲覧権限を限定し、安全な場所へ保存するのが原則です。保存期間を過ぎた記録には、復元されにくい方法で削除または廃棄する運用が要ります。事例を紹介する時は、本人の同意を得るか、組み合わせによる再特定も考慮して十分に匿名化します。匿名化の点検対象は、名前に加え、日時、職業、家族構成などを組み合わせた時の再特定可能性です。
タロット相談で事実として管理できるのは、相談者が話した内容、カードの配置、占い手が伝えた文、同意と開示の記録です。カードから秘密、危険、第三者の関与を読む部分は占術上の解釈に当たります。一方、情報開示の根拠となるのは、法令、契約、本人の同意などです。差し迫った安全や法的な判断が必要な時は、事前に示した方針と適用法を確かめ、必要に応じて専門窓口へつなぎます。