占い

月干

げっかん 別名:month stem

意味

月干は、月柱の上段に置く十干で、採用した年干と出生時刻が属する節月から配当表で求めます。月支を節入りで定めた後、年干ごとの寅月の起点から一月ごとに進めるため、暦月の確定には月支も必要です。日主との十神関係や仕事環境などは、算出後に加える占術上の解釈です。

解説

月柱は、上段の月干と下段の月支を一組にした二字です。香港天文台が示す干支表では、月支は節月に従って寅から丑まで進み、月干の起点は年干から決まります。したがって月干を求めるには、採用する年干と、出生時刻がどの節月に入るかの二つが必要です。

寅月の起点は五組あります。甲年・己年は丙寅、乙年・庚年は戊寅、丙年・辛年は庚寅、丁年・壬年は壬寅、戊年・癸年は甲寅です。たとえば採用した年干が甲で、出生時刻が寅月に入れば月柱は丙寅になります。次の卯月では干支がともに一つ進み、丁卯です。この進行規則では、暦月を特定する手がかりを月干と月支の組から得ます。

実際の計算は、節入りを境に月支を確定するところから始まります。出生地の時間帯をそろえて出生時刻と天文暦を照合し、採用した年境から年干を決めると、年干の組と月支の位置に対応する月干が定まります。立春や各節入りに近い出生では、日付だけでは境界が曖昧です。時刻まで示す天文暦に加え、年境を立春とするか別の基準にするかも記録すると、算出過程を再現できます。

命式では、算出した月干が日主にとってどの十神に当たるかを分類し、月支への通根、月令、他柱との生剋を重ねます。月干を職場、社会との接点、成長期などへ配する読みは、命理の位置象意です。仕事について考えるなら、実際の担当、雇用条件、評価基準、作業時間を先に確かめ、月干の象意は環境に関する仮説へ限って使います。

タロットでは、展開した位置、人物の服装、仕事道具、共同作業の様子、人物同士の向きを図像上の事実として記録できます。それらを月干の十神や社会的な役割へ結び付ける段階は占術上の解釈です。現在の役割を支えている条件は何で、契約や分担のどこを見直す必要があるのでしょうか?出生データ、命理の配当、カードに見える物、現実の記録を分けると、解釈の根拠を追えます。