占い
月支
げっし 別名:month branch意味
月支は、月柱の下段で、出生時刻が属する節月を寅から丑までの十二支で示す符号です。立春で寅、啓蟄で卯へ切り替わり、以後も十二の節入りごとに一支ずつ進みます。月支は月令を調べる入口ですが、季節の強弱や吉凶は命式全体から判断します。
解説
月支の十二か月は、立春の寅、啓蟄の卯、清明の辰、立夏の巳、芒種の午、小暑の未、立秋の申、白露の酉、寒露の戌、立冬の亥、大雪の子、小寒の丑という順です。ここでいう節は、二十四節気のうち月の境になる十二の節気を指します。次の節入り時刻まで同じ月支が続きます。
月支を求める時は、出生した年月日と時刻、出生地の時間帯、採用する暦表をそろえます。たとえば立春当日の出生でも、節入り前なら丑月、節入り後なら寅月です。節入りは年によって日が動き、同じ日付の中に境が来る場合もあります。境界に近い命式では、信頼できる天文暦の時刻まで記録して月支を決めます。
月支を確定した後、同じ一支へ蔵干表を当てます。寅なら甲・丙・戊、卯なら乙という配当が古典に見られますが、月内でどの蔵干を司令とするかの日数表には系統差があります。月支は暦から確定する一文字、蔵干と司令期間は採用表から加える命理上の配当です。使用した表を記録すると、別の流派と結論が分かれた地点を確認できます。
命式では、月支の五行が季節の助けを得る基準です。日主、天干に現れた五行、他の地支の通根、合や冲との関係を重ね、季節に合う五行の強さと吉凶を分けて評価します。過剰な場合は制する条件、不足する場合は支える条件が判断材料になります。出生地の実際の気候、体調、仕事の状況には、気象記録、診療情報、勤務記録など対象に合う資料が必要です。
タロットでは、芽吹き、強い日差し、落葉、雪、人物の衣服、背景の空など、カードに実際に描かれた季節の手がかりを図像上の事実として記録できます。それらを寅月の木、午月の火、酉月の金などへ配する部分は占術上の解釈です。今の計画に季節や締切が影響するなら、いつ何が始まり、どの時点で条件が変わるのでしょうか?図像、月支の計算、現実の日程を分けると、月の符号と出来事の間にある解釈の段階を保てます。