タロット
ソード
そーど 別名:Swords・剣・剣のスート・ソードスート意味
ソードは、剣を共通の印とする小アルカナのスートです。現代のタロット占いでは、考え方、言葉、判断、対立など、情報を整理して結論を出す場面へ結び付けます。
解説
一般的な78枚のタロットでは、ソードはエースから10までの数札10枚と、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの人物札4枚で構成されます。計14枚という構成は、カップ、ワンド、ペンタクルも同じです。15世紀イタリアのタロットにも剣のスートがあり、当時のカードは主に遊戯へ使われていました。
剣という道具は、切り分ける、守る、争うという複数の働きを持ちます。後世の占術体系は、その性質を思考、発言、決断、緊張へ重ね、四元素では風へ対応させました。この対応は占術上の解釈です。カードに描かれた剣の本数、人物の姿勢、天候、周囲の景色は図像として確かめられますが、絵柄はデッキごとに異なります。
ウェイト=スミス版では、ソードの数札にも人物と場面が描かれています。同じスートでも、4は横たわって休む場面、6は舟で移動する場面、10は一つの経過が終わる場面です。ソードを一律に争いの札と決めると、この違いを見落とします。最初の確認対象は、数や人物の位階です。そのうえで、絵の中の動作が休息、移動、終結のどれと関係するかを場面全体から判断します。
相談でソードが出た時は、確認できる事実と、頭の中で予想していることを分けます。連絡なら送受信した文面、仕事なら決定事項と期限、対立なら双方の主張が具体的な確認対象です。複数枚にソードが続く場合は、説明、判断、交渉に多くの注意が向いている状態として、各カードとスプレッド上の位置を照らし合わせます。