象徴

空気遠近法

くうきえんきんほう

意味

空気遠近法は、遠景の輪郭、明暗差、色の鮮やかさを段階的に弱め、画面に奥行きを作る方法です。線を消失点へ集める線遠近法とは違い、主に色と調子の変化で距離を表します。

解説

レオナルド・ダ・ヴィンチは、見る人と対象の間にある大気によって、遠い物ほど輪郭と色が不明瞭になると記しました。遠景が青みを帯びるのは代表的な例ですが、見え方は光や天候にも左右されます。作品を見る時は、前景、中景、遠景の輪郭の鮮明さ、明暗差、色相を順に比べると、線だけに頼らない奥行きの作り方が分かります。