象徴

羊皮紙

ようひし

意味

羊皮紙は、動物の皮を脱毛して薄く整えた筆写・装丁用の支持体です。毛側と肉側の色や質感は、写本の折丁構成や保存状態を考える手掛かりになります。

解説

中世ヨーロッパでは羊、山羊、子牛などの皮が用いられ、裁断後の葉を組んで写本が作られました。実物を透過光や拡大下で調べると、毛穴、毛根跡、補修を確認できます。通常の複製画像だけでは紙との判別や動物種の特定が難しいため、所蔵機関の材質表示と科学分析を参照します。