象徴

パルメット

ぱるめっと

意味

パルメットは、直立した葉を扇またはヤシの葉のように裂片状へ広げた植物系文様です。中央の基部から葉が左右に開き、下側に渦巻きを添える例もあります。

解説

名称からヤシの葉を連想できますが、文様の起源は不明です。似た形は紀元前二千年紀のシリア、メソポタミア、東地中海の島々ですでに確認されています。古典および古典復興の装飾では、単独の文様としても、ほかの植物文様と組み合わせても使われるのが特徴です。アンテミオンは、パルメットとロータスを交互に置き、S字状の蔓で結ぶ帯状文様を指します。パルメットを見分ける時は、中央の基部、扇状に開く裂片、下側の渦巻き、隣のロータスとのつながりを順に追います。