象徴

ペンティメント

ぺんてぃめんと

意味

ペンティメントは、制作途中で画家が構図や形を変え、その上から描き直した痕跡です。位置を動かした手、消した器物、改めた輪郭などから、完成までに検討した内容が分かります。

解説

語は「考えを改める」を意味するイタリア語に由来します。上層の絵具が時間とともに透明になると肉眼でも見え、赤外線画像やX線画像が表面下の変更を示す場合もあります。下描きそのもの、損傷、修復、後世の上塗りは別の現象です。ペンティメントは制作過程や帰属を考える資料になりますが、その有無だけで作者や真贋は決まりません。