象徴
下描き
したがき意味
下描きは、地塗りなどで整えた板やカンヴァスへ、彩色前の構図を直接示す線や陰影です。紙上で案を練る下絵や、原寸の構図を移すカルトンとは、描かれる場所と役割が異なります。
解説
作品によって、木炭、炭素を含むインク、金属尖筆などが使われました。炭素系の線は赤外線リフレクトグラフィで見える場合があり、輪郭、ハッチング、彩色前に変えた位置を調べられます。検出の可否は下描きと絵具の材料に左右されるため、赤外線画像に線がないことだけでは、下描きが存在しなかったと断定できません。下描きと完成画の位置が異なる箇所は制作途中の変更を示しますが、下描きそのものはペンティメントと別の概念です。