象徴

キーブロック

きーぶろっく

意味

キーブロックは、浮世絵などの多色木版で、版下絵の主要な輪郭を最初に彫る版です。そこから刷った輪郭の試し刷りを色版の設計に用いるため、輪郭と色を合わせる基準になります。

解説

絵師の最終線画を版木へ貼り、彫師が線の両側を彫ってキーブロックを作ります。そこから刷った試し刷りは校合摺と呼ばれ、色を置く範囲を示して各色の版木へ写されました。完成作では輪郭、題名、署名、印などがキーブロックから黒や濃色で刷られることがあります。一方、色面だけで構成し、キーブロックを使わないカラー木版もあるため、すべての多色木版に必要な版とは限りません。