占星術

フェイス・レセプション

ふぇいすれせぷしょん

意味

フェイス・レセプションは、天体が別の天体のフェイス、すなわちサインを10度ずつ分けた区画に入り、その区画の支配星から受容されると読む関係です。フェイスは五種類の本質的品位の一つで、リリーの配点では最も弱い品位に当たります。何を成立条件にするかは資料によって異なります。

解説

カルデアン式のフェイス表では、牡羊座0度から10度を火星が支配します。金星が牡羊座5度にあれば金星は火星のフェイスに入り、受け入れ手は火星、受け入れられる側は金星です。判定記録には採用表、正確なサイン内度数、受容の向きを残します。

配置だけをフェイスによる受容と呼ぶ簡略な用法がある一方、中世の規則はより厳格です。ボナッティ系の説明では二天体のアスペクトに加え、トリプリシティ、ターム、フェイスなど小品位が二つ重なることを求めます。リリーはフェイスを一つの本質的品位として数えますが、力は小さいと評価しました。資料をまたいで判定する際は、アスペクトの有無、接近・分離、ほかの品位、採用した著者の規則を添えます。

占術では、受け入れ手が相手を支える可能性を示す補助条件です。受け入れ手のチャート上の状態が弱ければ、支援できる範囲も狭いという読みになります。現実の協力や同意は、発言、契約、行動など確認できる情報から判断します。