占星術

レセプション

れせぷしょん

意味

レセプションは、天体Aが天体Bの本質的ディグニティに入る時、BがAを受け入れると読む伝統占星術の関係です。受け入れる側は品位を持つ天体、受け入れられる側はその場所にいる天体です。

解説

金星が牡羊座にあれば、牡羊座の支配星である火星が金星をドミサイルで受け入れます。判定欄には「火星が金星を受容する」と、受け入れる側を主語に書くと関係の向きが明確です。さらに火星が牡牛座にある場合は、牡牛座を支配する金星も火星を受け入れるため、二天体の間にミューチュアル・レセプションが成立します。

本質的ディグニティは、ドミサイル、エグザルテーション、トリプリシティ、ターム、フェイスの五種です。成立条件は歴史的な著者や技法ごとに異なります。配置だけを受容と呼ぶ用法のほか、受け入れる天体との合または主要アスペクト、正確な角度へ近づく適用を求める規則も見られます。小品位を使う場合に二種類の品位を重ねる規則もあり、判定には採用した著者、品位表、アスペクト、接近・分離の記録が必要です。

先ほどの例では、牡牛座の火星と牡羊座の金星はどちらもデトリメントです。受容関係と各天体の状態を分けて記録すると、相互受容が成立しても弱化が個別に残ることが明らかになります。逆行、コンバスト、ハウス位置も、相手へ渡せる助力の範囲に影響します。

占術では、レセプションを好意、受け入れ、援助が伝わる可能性へ結び付けます。これは支配表とアスペクトへ加える象徴的な解釈です。現実の協力、同意、契約は、当事者の発言、文書、行動から判断します。