象徴
レビス
れびす意味
レビスは、ラテン語res bina(「二重のもの」)に由来し、二つの物質や性質を合わせた錬金術上の生成物を指します。図像では、男女の二つの頭を一つの身体に備えた姿が、硫黄と水銀、固定性と揮発性などの結合を示しました。
解説
15世紀の北イタリア由来とされる写本断片では、翼を持つ二頭の人物が一つの冠と身体を共有し、水銀の竜の上に立ちます。別の15世紀写本は、固定する成分と揮発する成分から成る二重の物質をrebisと記しました。17世紀の錬金術文書でも、調製した水銀と「完全な身体」を結合して加熱した物質をRebisと呼びます。一つの冠と身体、対照的な二つの頭は、結合した物質の性質を人の姿へ移した寓意表現です。
異なる条件が一つの成果物に共存する構図から、対立する要件の接点を探し、役割を一つの計画へまとめる象徴にできます。これは歴史図像から導く現代の読みです。歴史資料の男女表現は、当時の二項的な表現方法を示します。現代の性別や人格は、本人の認識と社会的文脈に沿って考えます。