占星術

銀河座標

ぎんがざひょう

意味

銀河座標は、太陽を中心とする天球上で、天の川銀河の円盤を近似した基準面を使い、天体の方向を銀経と銀緯で表す座標系です。銀経0度・銀緯0度は、銀河中心の方向に置かれます。

解説

空を球面として表した天球では、赤道座標は地球の赤道、黄道座標は太陽の見かけの通り道を基準にします。銀河座標の基準面は天の川の帯に沿うため、銀河面付近へ集まる星やガスの分布を見比べやすくなります。

銀河座標が示すのは、天体が見える方向です。天体までの距離は含まれないため、銀経と銀緯が同じでも、手前と遠方の天体が同じ視線上に重なることがあります。

現在の銀河座標の基礎は、IAUが1958年にB1950という当時の赤道座標系に対して定めた方向です。現在の星表では、ICRSという標準的な天球基準系との間を回転変換して用います。そのため、厳密な数値を比較する際は、採用された変換規約まで確かめる必要があります。

占星術で銀河中心を黄道上の度数として読む場合、銀河座標の値をそのままサイン度数へ置き換えることはできません。銀河中心という方向を黄道座標へ変換した値と、解釈に用いる規則を示します。