占星術
アブドゥル・ラフマーン・スーフィー
あぶどぅるらふまーんすーふぃー意味
アブドゥル・ラフマーン・スーフィー(903–986)は、10世紀に現在のイランを中心に活動した天文学者です。964年ごろに『恒星の書』を著し、プトレマイオスの48星座を自らの観測とアラビアの星名で改訂しました。
解説
『恒星の書』は、プトレマイオスの星表をそのまま写した本ではありません。スーフィーは各星の位置と明るさを観測し、批判や訂正を加えました。星表には、星の位置、明るさ、アラビア語名がまとめられています。
各星座には、地上から空を見上げた図と、天球儀を外側から見た図があります。二つの図は左右が反転しており、空で星を探す場合と天球儀へ星を配置する場合の両方に使える構成です。
スーフィーは、現在アンドロメダ銀河と呼ばれる天体も雲状の光として記録しました。NASAは、964年の『恒星の書』をこの天体について現存する最古の報告としています。
『恒星の書』は星の位置、明るさ、図像を記録した天文書です。恒星占星術で星名や星座図の歴史を調べる際に参照できますが、後世の占術上の意味までスーフィー本人の記述とはみなしません。