占星術

ミルファク

みるふぁく 別名:Mirfak

意味

ミルファクは、ペルセウス座α星に付けられた固有名です。見かけの等級は1.79。黄白色に見えるF型超巨星で、地球から約506光年離れています。

解説

スペクトル型はF5 Ibです。F5は太陽より表面温度が高く黄白色に見える恒星、Ibは主系列期を終えて大きく明るくなった超巨星であることを示します。ペルセウス座では最も明るく見える星です。

ミルファクは、アルファ・ペルセイ星団に属します。星団とは、同じガス雲から生まれ、近い距離に集まって移動する恒星の集団です。双眼鏡では、明るいミルファクの周囲に星団の恒星が広がる様子を観察できます。

Mirfakは、アラビア語で「プレアデスの肘」を意味するmirfaq al-thurayyaを縮めた名称です。ここでいう肘は、プレアデスに結びつく古いインド・アラビア系の星の並びに属します。西洋のペルセウス像との対応は、異なる星座伝承が同じ空に重なった結果です。

古典占星術では、プトレマイオスがペルセウス座の星々へ木星と土星の性質を配しました。これは古代の象徴上の分類です。F5 Ibというスペクトル型やアルファ・ペルセイ星団への所属は、観測データに基づく天文学上の情報です。