象徴
洛書
らくしょ 別名:Lo Shu・Luo Shu・洛書九宮意味
洛書は、後世の易学で一から九までを九つの位置へ配した数図です。一般的な配置は中央が五で、縦・横・斜めに並ぶ三数の和がすべて十五になります。『繋辞伝』が伝えるのは洛から書が出たことまでで、現在知られる九数の配置は後世の資料で確認できます。
解説
洛書の九数図は、上から四・九・二、三・五・七、八・一・六と並べると、各列、各行、二本の対角線がいずれも十五になります。向かい合う一と九、二と八、三と七、四と六は、それぞれ足すと十です。この計算できる性質と、図に与えられた伝承や占術上の意味は分けて理解できます。
『周易』繋辞上には「河出図、洛出書、聖人則之」とあり、河から図が、洛から書が現れ、聖人がそれを手本にしたという短い一文です。亀、禹、一から九の数、九宮の配置に関する詳しい説明は、別の資料に現れます。洛書という古い伝承と、現在の九数図が同じ形で伝わった時期は、資料を分けて確かめることで関係を見定められます。
朱熹『原本周易本義』の巻頭説明は、洛書を亀の像に取ったものとし、上に九、下に一、左に三、右に七、四隅へ二・四・六・八、中央へ五を置きます。これは、現在広く知られる九数図の配置を文章で示した資料です。一方、Mathematical Association of Americaの数学史記事は、直接たどれる初期資料の年代と、図像の古さをめぐる伝承を区別しています。そのため、記事では初期資料から直接確認できる範囲を年代の基準にしました。
九星気学では、この九つの位置へ一白水星から九紫火星までを配した後天定位盤を基準にします。数と位置の固定した配列は図から確認できる事実です。年、月、日などに応じて星を移し、方位の吉凶や課題を読む部分は占術の方式に属します。実際の移動先は地図と方位の基準から確かめ、盤上の方位と照合します。
タロットと組み合わせる場合、カードを置いた九つの位置、各カードの図像、使用した展開法は記録できます。位置へ洛書の数や九星の意味を割り当て、中央を焦点、対角線を関係の流れとして読む段階は占術上の解釈です。その位置は数、方位、相談テーマのどれを表すのでしょうか?最初に展開法を定めると、カードの図像と洛書から加えた意味を順に説明できます。