占い

地雷復

ちらいふく

意味

地雷復は、中国の古典『易経』の第24卦で、衰えたものが戻り始めることや、過ちに気付いて立ち返ることを象徴します。占いでは、中断した勉強や仕事を再開し、続けられるペースを作る場面に結び付く卦です。

解説

卦(か)は、六本の線を重ねた図形です。地雷復では最下段だけが切れ目のない陽の線で、上の五本は中央が切れた陰の線になっています。下の三本は雷を表す震(しん)、上の三本は地を表す坤(こん)です。一番下に陽が戻った姿として、回復の始まりに重ねるのが伝統的な解釈です。

各線に付く爻辞(こうじ)のうち、最下段の文は、道を遠く外れる前に戻る姿をよいものとしています。過ちが大きくなる前に改める、という読みにつながる表現です。勉強の計画が続かなくなった時に、無理のあった予定を見直すことも、現代の応用例になります。

卦全体に付く卦辞(かじ)には、七日で戻るという文言があります。陽が衰えて戻る周期に結び付ける注釈があり、日数の解釈には注意が必要です。仕事や人間関係が七日後に元どおりになると、この文だけで予告することはできません。

卦の図形を解説する『象伝』(しょうでん)は、地中にある雷を、冬至に関所を閉じて往来を休む古代の王の姿へ結び付けています。再開の前に力を養うという読み方の根拠になる一節です。中断した作業を再び始めるなら、まず続けられる分量と時間を決めます。終えた分を確かめてから予定を調整することで、再開後の負担も見積もりやすくなります。