象徴

四爻

よんこう

意味

四爻は、六爻を下から数えた第四の爻で、上卦の最下段に当たります。内卦から外卦へ移る位置にあるため、内側で準備したことが人間関係や組織の場へ現れる段階を考える手掛かりになります。

解説

六爻卦は、初爻から三爻までが下卦、四爻から上爻までが上卦です。四爻は偶数の爻位なので陰位とされ、陰爻が来れば当位、陽爻なら不当位と呼びます。また初爻と応の関係を持ち、すぐ上の五爻とも隣り合います。

後世の注釈では、五爻を君主の位置、四爻をその近くで働く大臣や補佐役へ配当する読みが発達しました。これは爻位を政治秩序へ重ねた注釈上の一例です。実占では、該当する爻辞が判断の中心です。初爻との応、陰陽と爻位の一致、卦全体の展開を照らし合わせると、外部へ出た直後に求められる役割と上位者との距離を見定めやすくなります。