象徴

三爻

さんこう

意味

三爻は、六本の爻を下から数えた第三の爻で、初爻から三爻でできる内卦の最上段にあります。陽爻なら九三、陰爻なら六三と記し、その後に第三爻の爻辞が続きます。

解説

三爻は奇数の爻位なので、後世の爻位論では陽位です。陽爻が入れば正または当位とされ、外卦の同じ段にある上爻とは応の関係として読まれます。四爻と隣り合うものの、図の上では内卦に属します。

乾卦の九三は、終日努めて夜も警戒すれば危うくても咎がないと説きます。一方、坤卦の六三は、才を内に含んで正しさを保ち、王事に従えば自ら功を取らず終わりを全うする内容です。三爻を危うい境界とみる読みは、こうした爻辞や内卦の上段という位置から展開した注釈上の枠組みです。占筮では該当する爻辞を中心に、陰陽と爻位の一致、上爻との応、内卦から外卦へ移る目前の状況を照らし合わせます。