哲学・心理
自我とセルフの軸
じがとせるふのじく意味
自我とセルフの軸は、意識の中心である自我と、意識・無意識を含む心全体を表すセルフの関係を示す、後期ユング派の比喩です。名称は、ユングの理論を受けたエドワード・エディンガーが1972年の著書で示した発達モデルに由来します。
解説
ユングの用語では、自我は意識の中心、セルフは意識と無意識を含む心の中心かつ全体性です。両者は範囲が異なり、自我がセルフと関係を持ちながら、生活上の判断を担うと考えます。
エディンガーはこの関係を「軸」と表し、宗教、神話、夢、芸術に現れる象徴を通じた自我とセルフの対話として発展させました。ここでいう軸は心の働きを整理する比喩で、身体の構造や測定値とは別の理論語です。
カードでは、意識して選んだ計画や役割を自我側、まだ言葉になっていない感情、夢、相反する価値をセルフ側から届く可能性のある材料として並べます。カードの像から得た連想を書いた後、予定、資源、相手との合意へ戻ると、象徴と現実の判断を分けて扱えます。