占い
本命的殺
ほんめいてきさつ意味
本命的殺は、対象とする年盤や月盤などで、本人の本命星が回座する宮と向かい合う宮の方位へ付ける、個人別の凶方位名です。本命殺の反対側に位置します。
解説
最初に本命星と対象期間の盤を決め、その星の回座先を探します。たとえば本命星が南東の巽宮にあれば、南東が本命殺、その対宮である北西の乾宮が本命的殺です。本命星が中央の中宮にある盤では向かい合う宮を取れないため、本辞典では本命的殺なしと記録します。
1923年の『九星術講義録』にも本命的殺は独立した方位名として載り、さらに古い用例は19世紀の資料まで確認できます。現代では年盤、月盤、日盤、時盤へ表示する方式もありますが、どの盤を重視するかは資料ごとに異なります。五黄土星の回座先の反対へ置く暗剣殺は、判定基準となる星が別です。
精神的な苦悩や計画の不一致へ結び付ける説明は、占術上の解釈です。移動、転居、工事の判断では、交通、防災、契約、費用、健康状態を先に確かめ、本命的殺は使用した方位術の参考情報として分けて記録します。