占い

陰遁

いんとん

意味

陰遁は、日家九星や時家九星で、九星を九紫、八白、七赤という数の減る順序へ進める配列法です。数の増える順序を使う陽遁と対になります。

解説

近代の九星術書には、夏至に近い甲子日から日家・時家の陰遁を始める起例があります。たとえば時家九星では、その甲子日の子刻へ九紫、丑刻へ八白、寅刻へ七赤を置く逆順です。「夏至」は季節側の目安で、実際の起点は節気と干支を組み合わせて求めます。

「陰の気が増す時期」という説明は、季節と順逆を結び付ける術数上の考え方です。実際の開始日には置閏法などの違いがあり、日盤と時盤でも起例を分ける資料があります。盤を再現する際は、陰遁という表示に加えて、使った暦と切り替え規則も添えます。

このページでいう陰遁は、九星を逆順に送る規則です。一方、奇門遁甲では、局数、八門、九星などを組み合わせて盤を構成します。同じ語を使っていても計算条件が異なるため、両者の算出結果は別々に記録します。