ハーブ
オリーブ
おりーぶ 別名:Olive・Olea europaea意味
オリーブは、モクセイ科オリーブ属の常緑の木で、果実と搾った油を食用や灯りに用いてきた植物です。枝は、地中海世界の宗教や美術で平和や繁栄を表すしるしとして繰り返し描かれました。
解説
栽培オリーブは学名をOlea europaeaといい、モクセイ科に属します。モクセイ科の木・低木には、向かい合って付く単葉と、枝先や葉の付け根に集まる花をもつものが多くあります。オリーブの果実は、種を包む硬い部分をもつ核果です。ここでいうオリーブは、食用の果実、油、枝葉を利用する栽培植物を指します。
地中海地域では、果実は食べ物に、油は料理、灯火、宗教的な塗油などに使われました。油を搾るには収穫した果実を処理し、液体として保存・運搬する必要があります。その手間と用途の広さが、オリーブを生活と交易に深く結び付けました。
古代ギリシャのアテナイでは、オリーブは女神アテナと結び付けられました。後世の美術や儀礼では、オリーブの枝が平和や繁栄を示す場面に用いられます。勝利を主に表すローレルとは役割が重なることもありますが、同じ植物ではありません。
占いでオリーブを平和、長く育てる関係、日常を支える資源の象徴として読む場合は、枝の文化史と果実・油の利用史を手掛かりにします。これは植物の成り立ちから広げた象徴的な読み方です。健康を考える時は、用量、製品、体調に応じた情報を読む必要があります。占いの象意は、食用や健康への判断とは別の役割を持ちます。