ハーブ
ローレル
ろーれる 別名:Laurus nobilis・月桂樹・Bay Laurel意味
ローレルは、学名をLaurus nobilisというクスノキ科の常緑樹です。月桂樹、ベイ、ベイローレルとも呼ばれ、芳香のある葉は料理に、枝葉は冠や象徴表現に用いられてきました。
解説
Laurus nobilisの原産域は地中海地域で、濃緑色の革質の葉を一年中つけます。料理では葉をスープや煮込みの香り付けに使います。「ローレル」という通称は複数の植物に使われ、例えばチェリーローレルはバラ科サクラ属のPrunus laurocerasusです。食用の葉を選ぶ場面では、和名、学名、製品表示を照合し、Laurus nobilisであることを確かめます。
ローレルとアポロの結び付きは、古代の物語と祭礼に現れます。オウィディウス『変身物語』では、ダフネが月桂樹へ姿を変えた後、アポロがその木を自らの冠、竪琴、矢筒と結び付け、ローマの凱旋者を飾る木と宣言します。パウサニアスも、デルフォイのピュティア競技で勝者へ月桂冠を授ける慣習を、アポロとダフネの伝承に関連付けました。文学作品が語る由来と、実際に月桂冠が競技の賞として用いられた記録は、役割の違う資料です。
月桂冠から勝利や栄誉を、アポロとの関係から詩、音楽、予言を読むのは文化的・占術的な解釈です。相談でこの象徴が現れた時は、称賛されたい気持ち、すでに評価された成果、次に示すべき実績を分けます。象徴が示す名誉と、現実の受賞歴や契約上の評価は、それぞれ別の根拠で確かめられます。