ハーブ

セージ

せーじ 別名:Salvia officinalis

意味

セージは、シソ科アキギリ属(Salvia)の植物を指す通称で、料理用のコモンセージ(Salvia officinalis)などが知られます。葉の香りを食や園芸に生かす種がある一方、白いセージ(Salvia apiana)のように、特定の共同体の儀礼と結び付く種もあります。

解説

コモンセージは、南西ドイツから南ヨーロッパを原産地とする低木状の植物です。キュー植物園は、この種をシソ科アキギリ属の Salvia officinalis として受け入れています。料理用の乾燥葉と、香りを焚くために売られる束では、種、部位、加工方法が変わります。

白いセージは Salvia apiana という別種で、キュー植物園はカリフォルニアとバハ・カリフォルニアを自然分布として示しています。スミソニアン国立アメリカ・インディアン博物館は、複数の部族のパイプ儀礼の一例として、セージの煙で道具を清める場面を紹介しています。こうした実践は共同体、目的、許可と結び付くため、香りの商品名だけで誰にでも同じ「浄化」の意味を与えることはできません。

占いでセージを手掛かりにする場合は、香りや葉を使う場面から、どの場所を整えたいか、何を省きたいか、どんな境界を保ちたいかを具体化します。火気と煙は象徴の材料である前に、安全に関わる条件です。室内で香りを焚く時には、換気、建物の規則、製品の注意書きが必要です。