占星術

セパレーティング

せぱれーてぃんぐ 別名:Separating aspect・Separating

意味

セパレーティングは、二つの天体がアスペクトの正確な角度を通過し、その角度から離れつつある状態です。判定には、現在の角度差と、天体がどちらへ動いているかの両方が必要です。

解説

例えばセクスタイルの正確な角度は60度です。二天体の黄経差が60度を通過し、61度へ広がっているなら、正確な角度を通過済みです。別の位置関係では、角度差が小さくなりながら正確な角度から離れることもあります。分離の判定では、少し時間を進めた時に正確な角度からのずれが増えるかを追います。

通常は、動きの速い天体が遅い天体との正確な角度を通過した後が分離の段階です。逆行や留がある場合は、この順序が変わります。離れ始めたように見える天体が逆行して再び正確な角度へ戻ることもあるため、現在の黄経、進行方向、速度をエフェメリスで照合します。オーブはアスペクトを成立範囲に含める許容幅であり、接近中か分離後かを示す情報とは別です。

ホラリー占星術では、二つの表示体が正確な角度を過ぎていれば、それらが示す人物や事柄の接触は成立済みか、山場を越えた可能性があります。これはホラリー占星術の判断法です。実際に何が起きたかは、質問の内容、天体が表す対象、受容や妨害など他の条件から絞ります。出来事の有無や結果を決めるには、セパレーティング以外の根拠も必要です。

出生図で用いる場合も、まず事実として分かるのは、出生時点でアスペクトが正確な角度を過ぎていたという運動状態です。それを経験済みの型や表し慣れた関係と読む方法もありますが、解釈は流派によって異なります。また、コンジャンクションからオポジションへ向かう増加位相と、その後の減少位相は、天体同士の周期上の位置を表す別の分類です。セパレーティングと減少位相を同じ意味として扱わないことが、読み分けの基本になります。