占星術
セパレーティングオーブ
せぱれーてぃんぐおーぶ意味
セパレーティングオーブは、二天体が正確なアスペクトを通過した後も、採用した許容幅の内側にあり、基準角からのずれが広がっている状態です。オーブは角度の範囲、セパレーティングは時間に沿った動きの方向を表します。
解説
判定には、現在の角度差と前後の時刻における変化を使います。金星が牡牛座10度、火星が獅子座12度にあると、黄経差は92度です。スクエアの90度から2度ずれています。一つ前の時刻が91度、次が93度なら、ずれは広がっており分離中です。接近中か分離中かを決めるには、一枚のチャートに示した位置に前後の位置か速度を加えます。
基本の順序は、オーブへの進入、正確な基準角への到達、セパレーティング、オーブ外への離脱です。ただし、一方が留から逆行へ転じると、広がっていたずれが再び縮み、同じ基準角に再到達することがあります。そのため、分離中と表示された後の進行は、天体の速度と留・逆行の時期から別に求めます。
アプライングとセパレーティングは、基準角からのずれが縮むか広がるかを示します。一方、ワクシングとウェイニングは、合から対向へ向かう半周期か、対向から次の合へ戻る半周期かを表す分類です。似た語を用いますが、二つの判定基準は異なります。
ソフトによっては、アプライング側とセパレーティング側に別のオーブを設けられます。さらに、現代占星術のアスペクト別の許容幅と、伝統占星術の天体ごとのオーブは、成立範囲の求め方も異なる仕組みです。再現には、基準角、実際の角度差、前後の位置と速度、採用したオーブを残します。
ホラリー占星術で分離中のアスペクトを過去や成立済みの事柄へ結び付けるのは、占術上の判断規則です。計算から確定できる範囲は、二天体がオーブ内にあることと、基準角からのずれが広がっていることです。現実の出来事がいつ始まり、終わったかは、記録された日付と経過から確かめます。