象徴
青緑色
あおみどりいろ意味
青緑色は、青と緑の中間にあたる色です。古代エジプトでは、青から青緑の光沢をもつ焼き物が生命の象徴と結びつき、墓に納める品などに使われました。
解説
この焼き物はファイアンスと呼ばれ、石英という鉱物を主成分としています。成形して焼くと表面にガラス質の層ができ、光を受けて輝きます。特徴的な青い色を生むのは、材料に含まれる銅の成分です。
その色が生命と結びついた背景には、エジプトの暮らしを支えたナイル川があります。水を思わせる青いファイアンスの河馬(かば)像は、墓に眠る人が死後の世界で再び生きることを助けると考えられていました。
タロットなどの絵では、青緑に描かれた対象と、作品の背景をあわせて考えます。同じ配色でも、水面と衣服では解釈の根拠になる図像が異なるためです。作者の説明にある意味と、自分が色から受けた印象を分けると、連想の根拠を明確にできます。