象徴

象意

しょうい

意味

占いでいう象意は、カードの図柄や天体などに結び付けられた意味のまとまりです。たとえば、タロットの「節制」には節度や調整という象意があり、何を調整するかは質問や周囲のカードに応じて考えます。

解説

象意を理解するには、目に見える図柄と、そこから解釈される意味を分けると関係がつかめます。節制に描かれた、天使が二つの杯の間で液体を移す姿は、絵から確かめられる図像です。この姿に、異なるものを混ぜることや量を整えることを重ねる段階が、意味を解釈する過程に当たります。

節制の伝統的な占術上の意味には、節度、管理、調整などがあります。仕事について占う場合に「作業時間の配分を見直す」と考えるのは、その象意を日常へ応用した例です。質問が共同作業なら、担当や引き渡しの時期を調整する解釈も考えられ、同じ象意から振り返る対象が変わります。実際に予定を変える判断には、締切や相手との合意が必要です。

図柄を見た人が思い出した経験も、対話の手掛かりになります。ただし、その連想と、占術の解説書で伝えられてきた意味は、由来が異なる情報です。どの図柄から、どの意味を選び、どの状況へ結び付けたかが分かると、解釈を相手に説明しやすくなります。