象徴
卦象
かしょう意味
卦象は、一つの卦を形づくる陰爻・陽爻の並びと、その形に対応づけられた象徴を指します。六十四卦では六本の線を下から数え、下三爻の下卦と上三爻の上卦が作る組み合わせが卦全体の構成を示します。
解説
爻の陰陽、位置、上下卦の構成は、卦の図から確かめられる要素です。そこへ乾は天、坤は地、震は雷、巽は風といった八卦の自然像を重ねると、二つの働きが接する場面を考えられます。『繋辞伝』が述べる「卦を設けて象を観る」という考え方を受け、後世の注釈は爻位や対応関係にも象を広げました。
占筮では、まず本卦と変爻を図どおりに記録し、卦辞・爻辞と採用する象伝を照らし合わせます。卦象は質問に関係する構造を見つける手掛かりにとどめ、具体的な判断は相談の時期や条件も含めて組み立てます。