タロット

コートの元素対応

こーとのげんそたいおう

意味

コートの元素対応は、宮廷札の役職とスートにそれぞれ四元素を割り当て、二つの性質を組み合わせる占術上の体系です。配当と役職名はデッキや流派によって異なるため、どの対応表を使うかを先に決めます。

解説

クロウリーの『トートの書』では、スートをワンド=火、カップ=水、ソード=風、ディスク=地とします。役職はナイト=火、クイーン=水、プリンス=風、プリンセス=地です。この表では、ワンドのクイーンが「火の中の水」、カップのプリンスが「水の中の風」に当たります。前に置く元素が役職、後ろがスートを示します。

この配当は、カードに描かれた物の名称ではありません。炎、水面、雲などが実際に見えるかどうかは図像上の事実であり、その形を元素体系へ結び付ける段階から解釈になります。また、ウェイト=スミス版の宮廷札はキング、クイーン、ナイト、ペイジという名称です。トートの役職を名前だけで置き換えると配当を取り違えるため、ウェイト=スミス系へ応用する場合は、採用する解説書の対応表を確かめます。

実占の第一段階は、使用デッキと役職名を記録し、役職の元素とスートの元素を照合することです。二元素が同じなら性質の集中、異なるなら働き方の組み合わせとして検討します。ただし、元素だけで人物像や出来事を決めることはできません。展開位置、カードの図像、質問の状況と合う部分を言葉にし、最後に対応表の出典を残すと、別体系の根拠が混ざらずに済みます。