タロット

コートカード

こーとかーど

意味

コートカードは、小アルカナの各スートに4枚ずつある人物札です。一般的な78枚構成では、ペイジ、ナイト、クイーン、キングの計16枚を指します。

解説

15世紀のタロットにも、従者、騎士、女王、王から成る人物札がありました。大英博物館が所蔵する1465年ごろのカードには、従者を四つの階級の一つとする記録が残っています。20世紀初頭に刊行されたウェイト=スミス版は、各スートをペイジ、ナイト、クイーン、キングの四階級で構成しました。名称はデッキによって異なるため、使うカードの表記を先に確かめる必要があります。

四つの階級は、ワンド、カップ、ソード、ペンタクルという図柄別の組に一度ずつ現れます。同じ階級でも、手に持つ物、姿勢、周囲の景色によって示される行動は同じではありません。まずスートが示す領域と絵の中の動作を捉え、次にペイジなら学び始める立場、ナイトなら動きに出る立場というように、階級が加える役割を重ねます。

古い解説書には、人物札を性別、年齢、容姿と結び付ける記述もあります。このサイトの占いでは、その特徴から相談者や周囲の人の属性を決めません。特定の人物を示す場合、相談者自身の態度を映す場合、物事に向き合う段階を表す場合を分け、質問の内容とほかのカードから最も無理のない役割を検討します。