タロット
トート・タロット
とーとたろっと 別名:Thoth Tarot・Crowley-Harris Thoth Tarot意味
トート・タロットは、アレイスター・クロウリーが体系を設計し、フリーダ・ハリスが原画を描いた78枚のデッキです。黄金の夜明け団系の対応を土台に、クロウリーが提唱した宗教思想セレマ、占星術、カバラをカードへ組み込んでいます。
解説
原画の制作時期は、ウォーバーグ研究所の展示資料で1937年から1943年とされています。同研究所のアーカイブには、1942年のハリスのタロット展に関する記録と原画が残ります。クロウリーの解説書『トートの書』は1944年に刊行され、ジョンズ・ホプキンス大学が所蔵する全78枚の初刷カードは1967年のLlewellyn版です。原画、解説書、カード版は成立した時期が違うため、年を一つにまとめずに記録します。
カードは22枚の大アルカナと56枚の小アルカナで構成され、スートはワンド、カップ、ソード、ディスクです。コートカードはナイト、クイーン、プリンス、プリンセスという名称を使います。ハリスの原画には、幾何学的な形、色、占星術記号、ヘブライ文字などが配置されています。記号の形と位置は図像上の事実であり、セレマやカバラとの結び付きは『トートの書』などの専用資料から読む解釈です。
トート・タロットは、ウェイト=スミス版とカード名、番号、コートカードの役職名、数札の見せ方が異なる体系です。別体系の意味を取り違えないよう、読む前にカードへ印刷された名称、番号、記号と使用版を記録します。復刻や修復によって色調が変わる可能性があるため、色を根拠にする時は参照版の明記が必要です。専門語だけの結論は判断の対象を曖昧にするため、質問に関係する行動や判断材料まで具体化して伝えます。