タロット
隠者
いんじゃ 別名:The Hermit意味
隠者は、大アルカナIXで、周囲の声から距離を取り、得た知識を自分の判断へ結び付けるカードです。Marminでは、調査を終える日と相談先を決め、一人で考える時間が孤立へ変わっていないかを見極めます。
解説
札面では、頭巾の付いた外套をまとう人物が高所に立っています。片手で長い杖を地面につき、反対の手には六芒星が輝くランタンを掲げています。ここまでが図像から確認できる事実です。ランタンを知恵や導きと結び付けるのは、占術上の解釈です。
ウェイトは、星がランタンの中で輝き、高所に掲げられた光が目印になると説明しました。そのうえで、このカードを単なる真実や正義の探求、秘教的な孤立とする説明を退けています。占術上の正位置には慎重さや用心とともに、裏切り、欺瞞、不正なども挙げられました。逆位置の語義は、隠蔽、変装、策略、恐れ、理由の乏しい警戒です。現代に広まった孤立や回避という逆位置の読みは、原典から発展した解釈です。
実占では、調べたい問題、分かっている事実、不足している情報を分け、調査の終了日を決めます。信頼できる相談相手を一人選ぶと、集中のための孤独と、助けを求められない孤立を分けやすくなります。一人でいることで不安や生活上の困難が強まる場合は、カードの結果を待つ前に、身近な人や専門窓口へつながることが大切です。