象徴

植物図譜

しょくぶつずふ

意味

植物図譜は、植物の形態を図版と名称・記述で記録する書物です。薬用植物を中心にする薬草誌、庭園の花を集めるフローリレギウム、地域の植物相を記すフローラは目的が異なります。

解説

図版は花、葉、果実、種子、根、断面などを示し、同定や比較を助けます。植物画は科学記録と美術の両方に関わるため、装飾的に見えるかだけで用途を決めません。

薬草誌は薬用や調製の説明、フローリレギウムは観賞用・収集植物、フローラは地域や分類群の植物相をまとめる書物です。実際の本には重なりもあるため、表題、序文、図版の配列、採集地を組み合わせると、目的と資料の範囲が見えてきます。

占いや象徴表現で植物の意味を参照する時は、図版に描かれた種類、部位、状態を先に確かめます。図譜に載る植物名や薬効の記述は書物史上の情報であり、現代の健康効果や占術上の作用を保証するものではありません。