タロット

カード縁取り

かーどふちどり

意味

カード縁取りは、カード表面の図像やピップの周囲に設けられた余白・線枠・装飾帯です。図像を裁断から守る実用面と、札面の様式を統一する意匠面があり、印刷・裁断・復刻を読み分ける手掛かりになります。

解説

実物では、外周の余白、二重線、題名欄、植物文様などが縁取りとして現れます。枠の有無だけで年代や流派は決められず、紙、版、寸法、裏面、同じデッキの他の札と照合します。

遊戯札の記録には、木版や手彩色、寸法、縁の加工が残る例があります。枠は図像の一部に見えても、裁断や印刷工程の痕跡を含むため、作品の象徴と制作上の機能を分けて記録します。

タロットの復刻版では、原版の枠を再現したのか、現代のデザインとして加えたのかを、制作者の説明や原版との比較から見分けます。枠の色や装飾から意味を連想する場合も、同時代資料で裏付けられる範囲にとどめます。