象徴
クルワゾニスム
くるわぞにすむ意味
クルワゾニスムは、明るく平坦な色面を太い青色または黒色の輪郭で区切り、立体を示す陰影を抑える十九世紀末フランスの絵画様式です。名称は、金属線で区画をつくり、そこへ釉薬を入れる七宝の見た目に由来します。
解説
エミール・ベルナールやゴーガンらが関わったポン=タヴェン周辺では、単純化した形、純色の平塗り、暗い輪郭を組み合わせる絵画が展開しました。クルワゾニスムかどうかを見る時は、色が輪郭で区画されているか、明暗の段階より平らな色の対比が優先されているかを確かめます。同時期の総合主義やアール・ヌーヴォーと視覚上の共通点はありますが、三者を同じ名称として置き換えることはできません。