占星術

ダイレクションアーク

だいれくしょんあーく

意味

ダイレクションアークは、プライマリーディレクションで、二つの点が地平線や子午線に対して同じ位置関係になるまでに必要な回転量です。計算結果を赤道上の度・分で表し、時間鍵と呼ぶ換算率で人生の年齢へ置き換えます。

解説

計算には、動かす側のプロミッターと、到達先となる出生図上のシグニフィケーターがあります。プロミッターは天体、アスペクト、恒星など、シグニフィケーターは天体やアセンダント、MC(ミッドヘブン)などです。順方向では天球の日周運動に沿ってプロミッターをシグニフィケーターへ運び、逆方向ではシグニフィケーターをプロミッターの位置へ運んだ弧を求めます。

計算例として、火星の斜昇、つまりその場所で火星の度数が昇る時の赤道度数が76度17分、アセンダントの斜昇が36度なら、差の40度17分が方向弧です。一度を一年に対応させる簡略換算では約40年3か月、ナイボッド・キーの0度59分8秒を一年とする換算では約40年10か月になります。ナイボッド・キーは一年分の角度が一度より小さいため、同じ弧でも該当年齢が後になります。

方向弧は二点の幾何学的な隔たりです。そこへ与える占術上の意味は、プロミッターとシグニフィケーターの組み合わせから判断します。黄道上か天球上か、天体の緯度を入れるか、順方向か逆方向か、どのハウス方式と時間鍵を使うかは、結果を左右する計算条件です。ソフトウェア間で比べる時は、弧の値とともにこれらの設定を記録します。