占星術
ノバイル
のばいる 別名:Novile・Nonile意味
ノバイルは、黄道上の二つの天体や感受点が40度離れる時に成立する小アスペクトです。円の9分の1に当たり、ノナイルやノナゴンとも呼ばれます。
解説
判定には、二点の黄経差を0度以上180度以下の短い側へ直した角度を使います。たとえば一方が牡羊座8度、もう一方が牡牛座18度なら、黄経は8度と48度なので差は40度です。この完全な角度からどこまでのずれを認めるかがオーブで、Astrodienstは1〜2度を一例として挙げています。
第九調波図は、各天体の黄経を9倍し、360度以上の分を差し引いて一周内へ戻した図です。40度差を9倍すると360度になるので、二点は一周後の同じ位置に重なります。ここで注意したいのは、出生図の合も整数調波図では合のまま残ることです。したがって、重なった二点が元の図で40度差ならノバイル、0度差なら合と確かめます。
ノバイルは使用頻度の低い小アスペクトで、ソフトの初期設定では表示対象から外れることがあります。判定結果を再現するには、実際の角距離、目標角40度、採用オーブ、接近中か分離中かの記録が必要です。同じ第九調波には、80度のバイノバイルと160度のクアドラノバイルも含まれます。どちらも第九調波図では合へ集約されるため、元の角度と名称を併記すると取り違えを防げます。
現代占星術には、ノバイルを一区切りから次の段階へ移る過程や、内面で進む統合に結び付ける説があります。これは九分割の幾何へ加える占術上の解釈に当たり、意味づけは流派によって異なります。読む順序としては、関係する天体、サイン、ハウス、主要アスペクトを先に整理するのが妥当です。学習や制作の節目については、実際の経過や成果と照らして判断します。