占星術
サインルーラー
さいんるーらー意味
サインルーラーは、十二サインのそれぞれに「そのサインを支配する」と配当された天体です。ある天体が入るサインのルーラーをたどると、その天体のディスポジター、つまり配置上の支配星が定まります。
解説
古典体系では、太陽が獅子座、月が蟹座を支配します。水星は双子座と乙女座、金星は牡牛座と天秤座、火星は牡羊座と蠍座、木星は射手座と魚座、土星は山羊座と水瓶座のルーラーです。プトレマイオスが「惑星のハウス」と記したこの配当で、ハウスは天体のドミサイル、すなわち本来の居所を指します。出生図を十二分するチャート上のハウスとは役割が異なります。
天王星、海王星、冥王星の発見後には、天王星を水瓶座、海王星を魚座、冥王星を蠍座へ配する現代方式が広まりました。古典ルーラーを残して外惑星を共同支配星とする方式もあります。ソフトで支配星表を切り替えると、ディスポジターやハウスルーラーの結果まで変わるため、古典式と現代式のどちらを使ったかを記録します。
たとえば金星が双子座にあれば、双子座のルーラーである水星が金星のディスポジターです。その水星が乙女座にある場合、水星は自ら支配するサインに位置します。ここまでが選択した支配星表からたどれる配置関係で、金星の働きが水星を通じてどう表れるかは占術上の解釈です。サイン、ハウス、アスペクトと実際の状況を合わせて読みの範囲を絞ります。
チャートルーラーはアセンダントのサインルーラー、ハウスルーラーは各ハウスカスプのサインルーラーです。サインルーラーという語自体は、サインと天体の対応表を指します。チャートで最も強い天体を選ぶ時は、ルーラー表に加えてディグニティ、ハウス位置、アスペクトなどを評価します。