占星術
ハウスルーラー
はうするーらー意味
ハウスルーラーは、そのハウスの開始点であるカスプが入るサインの支配星です。ハウスの主題が、支配星のサイン、ハウス、アスペクトへどう展開するかを読む時に使います。
解説
判定は、ハウスのカスプサインを求め、そのサインを支配星表へ照合する二段階です。例えば第10カスプが双子座なら、支配星の水星が第10ハウスルーラーになります。古典体系では、牡羊座と蠍座を火星、牡牛座と天秤座を金星、双子座と乙女座を水星、蟹座を月、獅子座を太陽、射手座と魚座を木星、山羊座と水瓶座を土星が支配します。
先の例で水星が第2ハウスの牡牛座にあれば、第10ハウスの仕事や公的役割を、第2ハウスの収入、所有、価値基準と結び付けて読む流れが生まれます。ここで確定する計算上の事実は、水星が第10ハウスを支配し、第2ハウスに位置することまでです。仕事と収入の関係は占術上の解釈なので、水星のアスペクトとディグニティ、実際の生活状況を加えて範囲を絞ります。
在住天体が0の空のハウスにも、カスプサインからルーラーが定まります。チャートルーラーはアセンダントのサインを支配する天体、ディスポジターはある天体が入るサインの支配星です。第1ハウスと牡羊座を対応させる「ナチュラルルーラー」の表も別の方式に属し、カスプから求めるハウスルーラーとは別の分類です。
ハウス方式を変えるとカスプが隣のサインへ移り、それに伴ってルーラーが入れ替わることがあります。蠍座、水瓶座、魚座に冥王星、天王星、海王星を配する現代体系を採用するかも、判定を左右する条件です。さらに、インターセプトサインの支配星を副表示星に加える方式も見られます。比較や再計算に備えて、出生データ、ハウス方式、黄道方式、支配星表を一組で記録しておけば、どの条件で求めたルーラーかをたどれます。