占星術

ソーラーアーク・ディレクション

そーらーあーくでぃれくしょん

意味

ソーラーアーク・ディレクションは、一日一年法で進めた太陽が出生太陽から動いた角度を、出生図の天体と感受点へ一律に加える方向法です。全点を同じ角度だけ動かすので、方向づけた点同士の角度差は出生図と同じままです。

解説

計算の基準になるソーラーアークは、セカンダリー進行太陽の黄経から出生太陽の黄経を引いた差です。たとえば出生太陽が牡羊座10度、対象年齢の進行太陽が牡牛座10度30分なら、太陽弧は30度30分になります。出生火星が双子座22度であれば、同じ弧を加えた方向火星は蟹座22度30分です。

実際の進行太陽から求める値を真太陽弧、太陽の平均日運動を使う値を平均太陽弧と呼びます。太陽の進み方は季節によって変わるため、両者の結果には差が出ます。正確な日付の計算には、真・平均の別とソフトの換算設定の記録が必要です。

方向づけた天体やASC、MCは、出生図の天体や感受点と重ねてアスペクトを調べます。方向点同士の角度差は変わらないため、新しく正確になるのは主に方向点と出生点の組み合わせです。進行天体同士や進行天体と出生点を比べるプログレスアスペクトとは、点を動かす計算法が違います。

セカンダリー・プログレッションは、対象年齢に対応する出生後の日付から各天体の実位置を別々に求める方法です。ソーラーアークでは、その進行太陽から得た一つの弧を全点へ加算します。アングルやハウスカスプを含める範囲、歳差補正、順方向・逆方向などは実装差があるため、図を比較する際は設定もそろえます。

計算から得られる情報は、太陽弧、方向づけた各点の黄経、出生点との角度差です。その配置を仕事や関係の転機へ結び付ける部分は占術上の解釈に当たります。出来事を振り返る場合は、採用したアスペクトとオーブに加えて、実際の開始日や決定日を別に残します。