占星術
恒星等級
こうせいとうきゅう意味
恒星等級は、恒星の明るさを数値で比較するための尺度です。地球で受ける光の強さは見かけの等級で表し、数値が小さい恒星ほど明るく見えます。5等級の差は光の強さ100倍の差です。
解説
等級は対数目盛りなので、1等級の差は光の強さで約2.512倍に当たります。たとえば1等星は6等星より100倍明るく、特に明るい天体には0より小さい値も付きます。数値が大きいほど暗くなる、逆向きの尺度です。
恒星の等級は観測条件によって変わります。V等級、GaiaのG・G_BP・G_RPなど、観測する波長帯と測光系ごとに値が決まるためです。カタログを比べる時は、等級名、測光帯、ゼロ点、データリリースをそろえます。変光星では観測時刻の記録も必要です。
見かけの等級には、恒星そのものの光度、地球までの距離、星間物質による減光が反映されます。恒星を10パーセクの距離に置いたと仮定して本来の明るさを比べる尺度が絶対等級です。二つは同じ逆向きの目盛りを使いますが、答える問いが異なります。
等級は天文学上の観測量です。占星術で明るい恒星をどの程度優先するか、また吉凶や出来事の意味をどう配当するかは、採用する文献と技法に依存します。恒星を読む際は、恒星名、元期付きの座標、測光帯付きの等級を記録し、象徴上の出典を別に示します。