占星術

恒星年

こうせいねん

意味

恒星年は、地球が遠方の恒星を基準に太陽の周りを一周する平均周期です。長さは約365.256日で、季節が一巡する回帰年より約20分長くなります。

解説

地球から見ると、太陽は一年かけて恒星の背景を一周します。恒星年は、固定した天球座標に対して太陽が同じ方向へ戻るまでの時間です。一方、回帰年は太陽が春分点など同じ季節の基準点へ戻るまでを測ります。地球の自転軸が向きを変える歳差によって春分点が恒星に対して移動するため、回帰年の方が約20分短くなります。

サイデリアル占星術も恒星を基準に黄道を区切りますが、恒星年の長さだけでサインの境界が決まるわけではありません。春分点と恒星黄道のずれを示す角度「アヤナーンシャ」や、基準とする時点を別に定めます。歴史上の日付を現在の暦へ換算する場合は、地域と年代に対応する年・月・日の規則を確かめます。