占星術

タイムロード

たいむろーど

意味

タイムロードは、占星術の時期技法が、ある期間の判断対象として選ぶ天体です。ギリシャ語chronokrator(時間の支配者)の訳で、年間プロフェクション、フィルダリア、ゾディアカルリリーシングでは、選び方と期間の長さが異なります。

解説

年間プロフェクションでは、誕生日ごとに活性化するサインを一つ進め、その支配星を一年のタイムロードにします。たとえばASCが牡羊座の人は、25歳の誕生日から次の誕生日まで牡牛座が活性化し、金星が年主です。ここでは年齢、起点のサイン、活性化サイン、支配星から一意に計算できます。

フィルダリアは、昼図と夜図で異なる順序を使い、天体や月の交点へ定められた年数の主期間と副期間を配分します。ゾディアカルリリーシングは、選んだロットのサインから惑星年による期間を進め、期間サインの支配星を判断材料に加える方式です。そのため同じ日付でも、採用技法や期間レベルごとに別の天体が選ばれる場合があります。

再現できる期間表にするには、技法名、開始・終了日時、期間レベル、起点、活性化したサイン、選ばれた天体を記録します。フィルダリアでは昼夜判定とノードの配置規則、プロフェクションでは年齢と起点、ゾディアカルリリーシングでは使用したロットも必要です。時刻を含む境界にはタイムゾーンを添えます。

出生図での天体の状態や、期間中のイングレスとトランジットを重ねる段階は、期間表そのものとは分けて考えます。古典資料にも時間支配星と天体の入域を併用する枠組みがありますが、どの要素を重く見るかは技法と実践によって変わります。「支配」が示す範囲は、時期判断における象徴的な担当までです。予定や判断は、暦、記録、現実の条件と照合します。